日本への帰国 (10) 東京-ひとごみ
- 2 日前
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名古屋を後にして、東京へと向かった。東京はオーストラリアに来る前に長く住んでいたので、長い付き合いの友人に会うのが楽しみだった。
宿泊施設は都心を避けて国分寺にとった。昔数年住んでいたが、すっかり変わってしまって、どこに住んでいたのかわからなかった。(笑)
東京に住んでいたころは何とも思わなかった、人込み、どこを見ても人ばかり。京都も名古屋もそれなりに人は多かったが、東京はやはりすごい。昔、ニューヨークから来たアメリカ人の友人(ジェーン)と池袋に行ったときのことだ。ふと気が付くと、ジェーンがいない。慌てて、探したら、はるかかなたで立ち止まって動かない。どうしたのかと心配で、戻ったら、「もう、こんなにたくさん人がいて、私動けない」と。仕方がないので、手をつないで、歩いた。ニューヨークにジェーンを訪ねて2回渡米した。彼女の実家のあるコネティカットから通勤電車に乗る時、ジェーンが「混むから覚悟してね」と。実際乗ってみたら、何のことはない、ちゃんと人と人の間があって、他人に触れることはなかった。
オーストラリアに来る前、アメリカの会社に勤めていた。スタッフもほとんどアメリカ人だった。その一人曰く、「アメリカでは自分の体で持っているカバンを守らなければならないけど(治安が悪いから)、日本ではカバンで自分の体を守らないと、触られたりすることがある」と。その時は大げさな。。と思ったけど、今回同じような感覚があった。すっかり、外国人になってしまったのかな。。と。

今回友人と渋谷で待ち合わせたとき、友人に「もうちょっと早く歩けない?」と言われた。確かにもう人を縫って歩くことはできなくなっていた。駅の近くであまり人が多いので、友人に「ねえ、今日イベントでもあるのかしら」と尋ねたところ、彼女曰く「あなた、これ普通よ」そうか。。。やっぱり感覚がずれてしまっているな。。と改めて思った。
電車に乗ってくる小学生、そんな小さい子をぎゅーと押して電車に乗ってくる大人。東京で生き抜くにはこんな小さい時から。。。と。
結局は都心に入ったのは渋谷だけ、あとは吉祥寺、井之頭公園を散歩しただけだった。友人に会うのだけが目的だったから静かなところで会いたかった。いつの間にか、あの都心の魅力的な側面でなく、その裏の面を見るようになっていた。年を取ったからか、それとも、田舎住まいに慣れてしまったからか。。また、両方かもしれない。












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