私の病気:多発性肝嚢胞症 2ー診断
- iamdiver02
- 9月12日
- 読了時間: 2分

さて、紹介状をもって、予約をし、いよいよ専門医のところへ。レセプションの女性たちはすごく感じがよくすっかり気に入った。
いよいよ私の番!ふあーーんが一杯。ドキドキ。。で、診察室のドア(ここではすべて個室。ドクターと患者の会話は誰にも聞こえない)をあけて。。。最初の感想―ぎゃ!!ハンサム!―背は高く、スラっとして、笑顔がかわゆい。これは専門医の能力とは関係ないが、ハンサムのほうが、ハンサムでないより良い。私はこの時点でもあまり真剣に考えてなかった。

ドクターによると、これは遺伝からくるそうだが。。私の両親にはなかった。あと、羊の菌からも起こるそうだが、私は羊をそんなに近くで扱ったこともなければ、触ったこともない。動物園かどこかで見ただけだ(笑)もちろん、専門医からは癌とか腫瘍とかの単語は出なかっし、太いから運動しろとの言葉も出なかった。。そうだよね。。!!癌であったら、もう死んでるよ。。この大きさ。
日本に帰国したとき、友人が言った。「やっぱり変だよ。お腹だけ大きい。病気だよ」って。その言葉が頭に残っていた。それから2年。私は真剣には取らなかった。

超音波を撮った技師の言った通り、これは腫瘍ではなく、のう胞だった。病名はmultiple cysts.. まとめて、Polycystic liver disease(多発性肝嚢胞症)の中にはいる。ただ、この病気は自慢するわけではないが、珍しい病気で、肝臓にのう胞(袋)ができ、その中に水が入っていく。要するに水袋!が肝臓に多数できるのだ。おなかに赤ちゃんのいない袋があるのと同じだ。ただ、2種類大きく分けられる。私のは大きな袋が数個。もう一つのグループはぶどうのようなのう胞が無数にできる。後者は手術は不可能で、ひどくなると移植となる。肝臓だけでなく、腎臓にもできる。私は幸い、腎臓にのう胞がない。 私のタスマニアの友人は残念ながら後者だった。珍しい病気なので、あまり研究も進んでいなく、現在これと言って治療法はない。















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