私の病気:多発性肝嚢胞症3-手術の段取り
- iamdiver02
- 9月19日
- 読了時間: 2分

ハンサム先生、画像を見せて一生懸命説明してくれたけど、素人が見たってわかるわけがない。ただ、そののう胞の一つはもう30センチ近い大きさになっていた。双子の赤ちゃんがいるのかな。。と思うくらいお腹はパンパンだった。
即刻手術を言い渡された!!え!手術!!するんだ。。。と。なんか他人事のような感じで聞いてた。治療は手術しかないと。このままほっておけば、呼吸も危うくなり、身体の中のこののう胞とやらが私の身体を乗っ取ってしまう。まるで、宇宙人が身体の中に入ってきて乗っ取ってしまう感じ。。どこか映画でみたような。
いつがいい?え!そんなすぐに?? 待って。。私はワンコがいるから、まず預けるところを。。じゃあ。。2週間後。え!!!! 金曜日がいいな。で、カレンダーをみて、あ。。これ13日の金曜日。。と彼はひとりで慌てていた。君、13日の金曜日だけどどうするって??って聞かれても。。。。もちろん、ドクターが嫌なら私だって嫌だ。 じゃ、14日土曜日にしようって。。そんなに急いでいるんだ。。とびっくり。

まずは事細かに手術の説明。ここではすべてを話して合意を取らないと、何かあったときに、ドクターの説明不足などと裁判ざたになる。で、おへそのところに穴をあけて、小さな超音波の器具などを入れて。。と、いわゆる腹腔鏡手術だ。少し切開するけど、後は消えるから。。と。あんまりききたくないけど。。と思いながら、聞いていた。
最後のダメ押しは。。ああ。。君ののう胞、血管が集まっているところに座っているから、のう胞の圧力がなくなった時点で、大量出血するかも。。。で、だから。。どうしろっと。。(恐怖)。ハンサムドクターは素敵な笑顔でニコニコしながら説明してくれる。え!ちょっと待ってよ。大量出血したら、どうするんですか? 彼曰く、それは黙ってみて、さよならなんて言わないよ。(冗談はやめて!!)大きく切って開腹、(えええ!)出血箇所を探して出血を止める処置をするから。痛そう。。。!!で、危険度は?この方が私にとっては大切だ。ドクター曰く、「どんな簡単な手術だって、死ぬ可能性はある。絶対に安全な手術なんてないんだよ」これ、不安を駆り立てるだけ、聞かなければよかった。

そして最後は「死んでも文句は言わない」という同意書にサインして終わった。ただ、死んでも文句は言わないと書いてあるわけではないが、つまり、危険性をすべて並べて、それに同意することになるから。。そんなことが何となく暗示してある。















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