オスカー君が家に来た時
- iamdiver02
- 6月15日
- 読了時間: 3分

想えば、ハッチ君が近所の友達がみんな引っ越してジッと家にいることがおおくなった。で、お遊び友達を作ることにした。オスカー君は手のかからない子だった。前の旦那が出張先で広告をみて、とりあえず連絡を取ったのはよかったけど、二人とも仕事が忙しくて、連絡を取ってから3か月もたってしまった。山をいくつか越えて、たどりついた内陸部の小さな町、人の好さそうな農家の奥さんが「ごめんなさい、みんなもらわれていって、2匹しか残っていないの」 あれ。。3匹。。これは? 「ごめんなさい、それは孫が」残った2匹は性格真反対。一匹はすごく積極的。もう1匹は引っ込み、近づくと後ろに下がる。 前旦那と相談。。すでに家には甘えん坊のハッチ君がいた。頭はよいけど、強気のワンコ、嫉妬深いだろうし。。ということで、強気のワンコはさけて、もう一匹を。
農家で他の10匹と一緒に育ったと聞いた。裕福な農家のお坊ちゃん風のワンコだった。『気が代わって、いらないと言うならそれでもいいのよ。私達が育てるから』と言われた。農家の広い土地で10匹と一緒に育った方が幸せだったかな。。と時々思った。
車で連れて帰る途中、私の膝の上で思い切り吐いた。で、でてきたものは丸ごとの野菜、人参やらジャガイモやら。飲み込んだようだ。10匹もいると生存競争ははげしいから、噛んでいる暇はなく、まずは食べ物を確保しなければということだろう。私達のところに来たあとはしばらくはそのくせが治らず、すべて噛まずにのみこんでいた。家に着くと、まず一番に洗面器の水の中に飛び込んだ。庭に用意した囲いの中にいれたら、10分もしないうちによじ登って外にでた。そこで、Oscar “Wild”だということで、オスカーと名付けた。 トイレはしっかり外でするようすでにしつけられていた。
しばらくは2匹一緒にガレージで一緒に生活させたら、ハッチ君は夜中に叫びまくり。オスカー君は知らん顔してすやすやと。これではどちらが子犬かわからない。この辺では獣医がインフォメーションとトレーニングを兼ねてポピーキンディ(すなわち子犬の幼稚園だ)を開催している。 ベットナース(動物の看護婦さん)が先生で、いろいろ教えてくれる。 少し迎えにいくのが遅く成ったので、オスカー君はボーダーコリーの子供と同じくらいの大きさで、大きなワンコとよく遊んだ。ちなみにハッチ君は小さかったのもあり、私達の椅子の下でじっとしていた。最も、オスカー君のお父さんはシルキーテリアにしては大きくしっかりしていたから、オスカー君も大きくなるだろうなとママとしては不安だった。
甘えん坊のお兄ちゃんは一番クラスで小さくても一番の優等生で卒業した。しかし、オスカー君はあまり良い成績では卒業しなかった。(笑)














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