オスカー君の病状急変:1
- iamdiver02
- 6月13日
- 読了時間: 3分

オスカー君の状態はある日突然急変するような形で過ぎてきた。ステロイドでの時間稼ぎは終わったのだと知った。
ある日突然普通の便が出なくなって、細い水のような下痢。一生懸命出そうとしても出ない。夜何回も起きて外にでる。見ていて哀れを感じる。それでも、ちゃんと食べていたし、足腰もしっかりしていた。
多分、リンパ腫がお腹に入って、どこか腸のところに栓のように詰まってしまって、出るものが出なくなり、下痢状になってきたのだろう。しばらく、普通の便がでていたのに。中間はなかった。私から見れば、急激な変化としか見えない。
カートに載せて途中でおろし、水の中を歩かせると浮力で関節炎の足も滑らかに動く。一緒に、暖かい海水の中を仲良くあるいた。
そして、ある日、また突然、腰というかうしろ足が上手くバランスがとれなくなった。これは以前も関節炎で後ろの右足をびっこしてたが。。今度のはそうではない。一生懸命立とうとしているけど、なかなかラウンジのタイルの上では滑ってしまうような感じでしっかりたてない。
足がたたなければ、トイレに歩いていくことはできない。抱いて外にだす。芝生の上はどうやら立てるが、つまずいて何回か転ぶ。。そこで、プラスチックの芝を買ってきて、ラウンジに広げる。何とかその上だけは足元がふらふらしているけど、何歩かはあるける。
もう、何も食べない。。。好きなトリートも匂いを嗅ぐだけ。オスカー君の最期が近づいてきた。
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悪性リンパ種(lymphoma)
悪性リンパ腫は人間にも犬にも発生します。犬の悪性リンパ腫の発生率は高いそうです。ただ、犬の悪性リンパ腫は抗がん剤などを使っての治療にも良く反応するそうです。オスカー君はすでに16歳を超えていたし、視力も低下し、足もビッコをひいていました。治療を1年して、後どのくらい生きられるだろうと考えて、癌治療をしないことにしました。ただ、オスカー君が10歳だったら、絶対に癌治療をしたと思います。犬の足や体にこぶのようなのを触れたら必ず検査を獣医さんにお願いするのが良いと思います。私の乳がんの確率ではないけど、癌でない可能性の方が高いかもしれませんが、癌である可能性もないわけではないので、気を付けてください。
悪性リンパ腫は血液の癌。血液に載って、体のそこら中に移動します。最後は脳、心臓、腎臓などに広がり、少しづつ、それぞれの臓器の機能を破壊していきます。ゆっくりと体の部分に転移していく残酷な病気です。
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