悪性リンパ腫
- iamdiver02
- 4月24日
- 読了時間: 2分

診断をきいて、はじめは涙しか浮かんで来なかった。泣いて泣いて。。。16年も一緒だから息子と一緒。私は子供もいないし。オスカー君は私の大切な宝物だった。。
泣くだけ泣いたら少し落ち着いた。すでにオスカー君はベットから降りる足元がよく見えなくてあらぬ方向に飛び下りてとんでもない所に着地して危ない思いをしていた。これまでは思わなかったが、2階建てというのはこんな時、不便なものだ。
そこ一大決心。お別れが来るまで私が1階のラウンジのソファーで寝ることにした。床はタイルだし、夏の間はお腹をタイルにつけていつも気持ちよさそうにしているオスカー君にはピッタリ。ベットから飛び下りなくても良いし、トイレも簡単に行ける。オスカー君はトイレは必ず外に行く良い子だった。
初めの1週間ほどは狭いソファーで眠るのは寝苦しくて大変だった。慣れというのは恐ろしいもので慣れてしまえば心地よく眠れるようになった。それにここは現在真夏。1階は全ての窓を開けると2階よりズーと涼しい。隣近所には理由を話して夜網戸にしてドアをあけているけど、心配しないようにとメッセージをながしておきました。
オスカー君は事の次第が分からないので、どうして2階へ行けないのか、どうして私がラウンジにソファーで寝ているのか不思議だと思うだろうけどそのうちこれも慣れると。
目の見えないオスカー君のために裏庭まででる道を作ってあげようと、リサイクルショップでかったいろいろな布地をつかってならべた。それをつたっていけば外に出られるように。はじめはよく分からなかったみたいだった。そこは動物の優れた感覚ですぐに習得。ただ裏庭から家の中に戻る入口がわからない。壁の前で一生懸命入口を見つけようとしたり、別のドアの前に立ったり。センサーライトをつけてもライトが良く見えないようだ。そこで庭のある全てのものを動員して家の中に入る唯一の入り口以外は障害物をおいてぶつかるようにした。それでも時々間違うけど95%くらいはちゃんと自分で戻って来るようになった。
これでひとまず安心。
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