私の病気:多発性肝嚢胞症 7-入院生活
- iamdiver02
- 10月19日
- 読了時間: 2分

夜が永久に続くような感じの一晩があけ、朝がきた。回診が朝ある。やはり、回診はハンサムな先生が良い。朝陽が更に輝くように思える(笑)こちらは動けないから目だけでもって。。なんて思えたのは少し楽になったからかもしれない。
日本にいる友人と毎朝メッセンジャーで会話を楽しんでいたから退屈はしなかった。ある朝、そんな会話を楽しんでいる最中に回診。ベッドから飛び降りて、タブレットをどこかに置くこともできず。。まあ、仕方がないかと。。「先生、これどこかにおいてください」と。。ちょっと厚かましいかなと思いながら。。はい、厚かましかったです。しかし、彼は、何も言わずにそっと近くの棚においてくれた。
その後、看護婦がきて、管を2本抜いていった。まだまだ、最初のうちは冗談を言い合うほどの余裕はなかったが管付がとれてからは、自由にトイレにいくこともできるようになった。テレビも見放題。歩けるから、1階にある喫茶店に行って好きなものも買ってこられる。入院生活を楽しみ(?)始めた私でした。
それでも最初は、ベッドに横たわり、言われるままに薬をのみ、血圧をはかられ。。1日のほとんどは寝ていた。

そのうち、フィジオ(日本の理学療法士というよりリハビリの人?)の人が来て「君、歩く練習を。」とみたら、walkerと呼ばれるのをベッドわきに。「え!!嘘でしょう?!」これ使うの? 「私立てます!」 「え!これいらないの?」「いらない」。。ICUでも肺の機能とかなんとか言って、歩かされたし。。。 「じゃ、立って」 はい。。立てます!!
「廊下を歩こうか」私は外に出られてルンルン。「階段は大変かな?」じゃ。。階段へ。私は、のう胞が心臓を抑えていて、血液が上手く流れてなかったから、階段を上るのは息切れして大変だった。それがなくなった私は階段を駆け上った。「あああ。。もう歩く練習はいらないね」!
こののう胞が心臓の4つの部屋の一つを抑えていたことから、CTのイメージは心臓が3つの部屋しかないように見えて、麻酔医から心臓疾患があるといわれた。慌てて、私の担当医に聞いたら、にっこり笑って「君の心臓の一部、大きなのう胞で写真に写らなかっただけ」。。そうでしょうね。私は心臓だけは丈夫なはず!!
















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